【足首の捻挫】放っておくとクセになる理由と早期復帰を叶える新常識
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こんにちは。西村スポーツ鍼灸院整骨院の院長、西村です。
日々、部活動に励むお子さんや、市民ランナー、テニス愛好家の皆さんの体と向き合っている中で、最も多く相談を受ける怪我の一つが「足首の捻挫」です。
皆さんは、足をグキッとひねったとき、どうされていますか。 「歩けるから放っておこう」 「とりあえず湿布を貼って様子を見よう」 もしそんな風に軽く考えているとしたら、少しだけ立ち止まってこの記事を読んでみてください。
実は、捻挫のあとの対応こそが、その後のスポーツ人生を大きく左右する分かれ道になるのです。
1.「いつものこと」と見過ごしていませんか?
スポーツの現場では、捻挫は日常茶飯事です。しかし、現場で多くの選手を診てきた私からすると、捻挫を「たかが捻挫」と片付けてしまうのは非常に危険なことだと感じています。
お子さんが練習から帰ってきて、足を引きずっている。 でも、本人は「大丈夫、動けるから」と試合に出たがる。 親御さんも「若いからすぐに治るだろう」と見守る。
このような光景をよく目にしますが、実はこの初期段階での誤解が、後に「捻挫グセ」という厄介な問題を引き起こす原因になります。痛みは体が発しているSOSのサインです。そのサインを見逃さず、正しく対処することが、結果として最短での競技復帰につながるのです。
2.なぜ捻挫は「クセ」になってしまうのか?
「一度捻挫をすると、何度も繰り返してしまう」 これには、根性や不注意ではなく、解剖学的なはっきりとした理由があります。
靭帯が伸びたままになっている
足首をひねった瞬間、骨と骨をつなぐゴムのような役割をしている靭帯が引き伸ばされます。ひどい場合には一部が切れてしまうこともあります。一度伸びてしまったゴムがすぐには元に戻らないのと同じで、適切な固定や処置をしないまま運動を再開すると、足首がグラグラと不安定な状態のまま固まってしまうのです。
足首のセンサーが壊れている
これが最も重要なポイントです。私たちの体には、足首が今どのくらい傾いているかを瞬時に脳へ伝える「センサー」が備わっています。捻挫をすると、このセンサーが故障してしまいます。センサーが壊れたままだと、足が傾いても脳が気づかず、再び同じ方向にひねってしまう。これが「クセになる」の正体です。
周辺の筋肉がサボり始める
足首が痛むと、人間は無意識にその場所をかばって歩きます。すると、本来使うべき足首周りの筋肉が使われなくなり、筋力が低下します。支えを失った足首はさらに不安定になり、再び怪我をするという負のスパイラルに陥るのです。
3.西村院長が教える「早期復帰を叶えるための新常識」
これまでのスポーツ界では「痛みが引くまで休む」のが常識でした。しかし、現代のスポーツ医学、そして当院の考え方は違います。
結論:安静にするだけでは治らない
ただ休んでいるだけでは、前述した「センサー」や「筋力」は戻りません。むしろ、休めば休むほど足首の機能は低下してしまいます。大切なのは、痛みをコントロールしながら、できるだけ早く「正しい動き」を脳に再学習させることです。
鍼灸施術が腫れを劇的に早く引かせる
当院では、捻挫の初期段階から鍼(はり)やお灸を用いた施術を行います。 「怪我をしたばかりで鍼なんて大丈夫?」と思われるかもしれませんが、実はこれが非常に効果的なのです。
鍼による刺激は、患部の深い部分にある血流を劇的に改善します。捻挫による腫れや内出血(青アザ)は、治癒を邪魔するゴミのようなもの。鍼灸によってこのゴミの回収を早めることで、通常の数倍のスピードで腫れを引かせることが可能になります。
骨のアライメント(並び)を整える
足をひねった際、足首を構成する小さな骨たちが数ミリ単位でズレることがあります。このズレを残したまま固定しても、痛みはなかなか引きません。整骨の技術を用いて、これらの骨を本来の正しい位置にそっと戻してあげる。これだけで、その場で痛みが半分以下に軽減することも珍しくありません。
4.自宅でできる!早期回復のための4つのステップ
来院できない時間も、回復を早めるためにできることはたくさんあります。ご家庭でぜひ取り組んでみてください。
【ステップ1:氷での冷却(アイシング)】
怪我をしてから48時間は、炎症を抑えるために冷やすことが鉄則です。
氷のうやビニール袋に氷と少しの水を入れる
15分から20分ほど患部に当てる
感覚がなくなってきたら外す
これを1日に数回繰り返す シップには冷却効果はほとんどありません。必ず「氷」を使って、芯まで冷やすようにしてください。
【ステップ2:足の指を動かす(グーパー運動)】
足首は動かせなくても、足の指は動かせるはずです。湯船の中などで、足の指を思い切りグー、チョキ、パーと動かしましょう。これだけで足の裏の筋肉が刺激され、ポンプのように血流を促してくれます。
【ステップ3:ふくらはぎの軽いマッサージ】
足首そのものは触らず、ふくらはぎを優しくさすってあげてください。足首に溜まった水分を心臓の方へ戻すイメージです。これだけで翌朝の腫れがスッキリします。
【ステップ4:バランス感覚のテスト】
痛みが引いてきたら、平らな場所で片足立ちをしてみてください。
目を開けて30秒
目を閉じて20秒 これがフラフラせずにできるようになれば、脳のセンサーが戻ってきた合図です。これができないうちに全力ダッシュをしてはいけません。
5.まとめ:怪我を前向きな転機に変えるために
捻挫をしてしまったお子さんの悔しそうな顔を見るのは、親御さんにとっても辛いことですよね。また、楽しみにしていた大会やマラソン大会に出られなくなる焦りも、よく分かります。
しかし、私はあえてこうお伝えします。 「捻挫をした今こそ、これまで以上に強い体を作るチャンスです」
ただ痛みが引くのを待つ時間は、単なる停滞ではありません。自分の体の弱点を知り、正しい使い方を学び、土台を鍛え直すための貴重な準備期間です。
西村スポーツ鍼灸院整骨院では、今の痛みを取ることはもちろん、その先の「怪我をする前よりも高いパフォーマンス」を目指してサポートします。
「たかが捻挫」で終わらせず、一生スポーツを楽しめる体を手に入れるために。 もし、今の症状やリハビリの方法に少しでも不安があるのなら、迷わず私を頼ってください。プロの視点から、あなたや大切なお子さんの復帰へのロードマップを一緒に描いていきましょう。
皆さんがまた元気にフィールドを駆け回る姿を見られることを、心から楽しみにしています。
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