鍼灸施術の仕組みや
施術による効果について
施術による効果について
しかし、なかには鍼灸に興味はあってもどのような施術を行うか不安、鍼を刺すことが怖いといった方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは鍼灸施術の施術内容や得られる効果についてご紹介していきます。
鍼灸を受ける方によくあるお悩み
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慢性的な肩こり腰痛を改善
したい -
鍼施術に興味があるが何をするかわからず不安
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マッサージではあまり痛みが改善されなかった
-
身体の不調を
改善したい
鍼灸施術の仕組みや施術効果について
鍼灸施術は身体に鍼やお灸を使用し、痛みや不調といった症状を改善する施術のことです。
しかし、どのような施術を行うかわからないといった方も多く、不安な気持ちから施術に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは鍼灸施術の仕組みや目的、主な施術内容についてご紹介していきます。
【鍼施術について】
鍼施術は東洋医学において古くから行われる施術であり、次のような特徴があります。
●鍼施術の特徴
東洋医学では経絡(ツボが集まる川のイメージ)や経穴(ツボ)を鍼やお灸で刺激し、痛みや身体の不調の改善、内臓の働きを調整するという施術が行われてきました。
ツボは頭から足まで身体中に存在し、奇穴(きけつ)と呼ばれる種類のツボと合わせると、その数は360以上にもなるといわれています。
鍼灸施術では、主にツボや筋肉に対してアプローチしますが、その手法にもさまざまなものがあります。
従来のような痛みがあったり、硬くなった筋肉を直接刺激したりする手法だけでなく、鍼に電極を繋ぎ電気を流すことでより高い緊張緩和作用を促すパルス鍼や、お灸と組み合わせて行う施術などがあります。
●鍼施術で使用する鍼の種類
鍼施術で使用する鍼としてはディスポ鍼と呼ばれるもので、一本一本が個別に包装されている使い捨て鍼です。
使い捨てであるため、感染症といった衛生面に優れ、安心した施術に繋がります。
また、鍼の太さは、髪の毛ほどの太さのものから症状や部位によって太さを変えるため、鍼施術の経験がない方は細めの鍼から行っていくという刺激の調整を行うこともできます。
●鍼施術の仕組み
鍼施術では鍼を皮膚に刺すことによって、小さな傷を身体につくり、その傷を身体が治すための自然治癒力を高める働きを利用して痛みを改善することが基本的な仕組みとされています。
また、鍼を刺した部位の血流が促進されるため、筋肉の緊張の緩和、痛みを抑える効果が期待できます。
●鍼施術は痛い?
鍼施術は痛いのではないかと思う方も少なくありません。
ですが、実際には強い刺激を感じることはあまりないといえます。
ときに身体の内側に響くような重い感じ(響くと表現される)がありますが、これはツボや筋肉の硬結に鍼が触れたことによる施術効果であるため問題はないとされています。
また、刺激の強さも調節可能であるため、あまり刺激が強くない施術が良いという方でも安心して鍼施術を受けることが可能といわれています。
【灸施術について】
灸施術は東洋医学において古くから行われる施術であり、次のような特徴があります。
●お灸の特徴
お灸は東洋医学において鍼施術とともに身体の痛みや不調を取り除く手段として、古くから行われてきた施術です。
主にツボや筋肉にお灸を置き、お灸を燃焼することによる熱作用で血流促進や痛みの緩和、筋肉の緊張の緩和を目的として行われることがあります。
お灸の原料は、もぐさと呼ばれるヨモギの葉の成分を使用し、もぐさ以外にもビワの葉やショウガなどさまざまなものがお灸の施術で使われる場合があります。
●灸施術の種類
灸施術では、お灸を身体に置き直接燃焼する「直接灸」と、身体とお灸の間にものを挟み間接的に燃焼する「間接灸」という手法があります。
最近では長生灸(ちょうせいきゅう)をはじめとする紙の台座に、もぐさを筒状に固めたお灸があり、家庭でも手軽にお灸による施術を行える製品も多く販売されています。
●直接灸
直接灸は、お灸やもぐさを症状があらわれている部位で燃焼し、直接熱作用を与える施術です。
直接灸による熱刺激は、お灸をどれくらい燃焼させるかで熱の感じ方も変わります。
身体に近い部分まで燃焼すると熱さを感じることがありますが、灸施術を受ける際には申告することで熱すぎない程度の刺激で施術を行うため安全といわれています。
その際、お灸を燃焼した部位に黄色く跡が残ることがありますが、数日で消えるため特に心配する必要はないといえます。
●間接灸
間接灸は、お灸と身体の間にすき間をつくったり、ものを挟んだりして、間接的に熱作用を与える施術です。
有名なものでは灸頭鍼(きゅうとうしん)と呼ばれる施術があり、身体に鍼を刺し、その鍼の持ち手にもぐさを丸く固め燃焼させることによる輻射熱を利用するものです。
この場合、直接身体でお灸を燃焼させないため、身体に跡が残りにくいです。
また、輻射熱を利用するため直接灸よりも一度に広い範囲が温まるといわれています。
鍼灸施術の効果や改善が期待される症状について
鍼灸施術を行うことで身体にはさまざまな変化が現れ、症状の改善にも期待ができます。
では、鍼やお灸を使用することで身体にはどのような変化が起こり、どのような仕組みで症状が改善されるのでしょうか。
ここでは、鍼灸施術を行うことで得られる効果や改善が期待される症状についてご紹介していきます。
【鍼灸施術の効果や改善が期待される症状】
鍼灸施術を行うことで次のような効果や症状の改善が期待できます。
●痛みの緩和
鍼灸施術では身体の自然治癒力を高め、血流を促進するとともに痛みを緩和させるといわれています。
そのため、急性の外傷や慢性的な腰痛や肩こりといった症状の改善に適しています。
●血流の促進
鍼やお灸に共通している効果として血流の促進効果がありますが、身体の血流を促進することでさまざまなメリットが期待できます。
冷えやむくみといった日常的に起こりうる身体の不調や、腰痛などの筋肉の緊張症状といったものを改善するためには、血流の促進が大切です。
鍼灸施術によってこれらの症状には広く効果的です。
●内臓の働きを改善
鍼灸施術を行うことで内臓の働きを改善する効果も期待できます。
消化器系、呼吸器系、循環器系、代謝内分泌系、小児疾患、婦人科疾患といったさまざまな症状に対して鍼灸施術ではアプローチが可能とされています。
また、経絡を利用した施術では、呼吸器系の疾患であるぜんそくや風邪には肺経のツボを利用し、便秘や下痢の症状には大腸経や小腸経の経絡に施術を行うことで、症状の改善に繋がります。
これ以外にも、自律神経失調症などの神経系、糖尿病や通風、不妊や高血圧・低血圧などさまざまな症状があり、鍼灸施術における施術効果の有用性を示しています。
【小児、婦人に対する施術内容】
●小児に対する施術
小児の夜泣きや疳(かん)の虫、夜尿症といった症状にも鍼灸施術が行われることがあります。
その場合には小児鍼と呼ばれる鍼先が尖っておらず身体に刺さらないタイプの鍼を使用して施術を行います。
それぞれの症状の改善に適しているとされるツボをこするように押すと、身体に鍼を刺さなくともツボを刺激することができ、効果が期待できます。
●婦人科疾患に対する施術
女性特有の婦人科疾患、生理不順や月経過多といった症状には、三陰交をはじめとする血液や水分の循環を改善するツボを使用した施術が行われます。
定期的に施術を行うことで、月経痛の緩和、生理の周期が安定するといった例だけでなく、妊婦に対しては至陰(しいん)と呼ばれるくるぶし付近のツボにお灸を行うことで逆子が改善できるといわれています。
女性はもともと骨盤臓器を中心に血流が悪くなりやすいといわれているため、鍼灸施術によって身体のリズムを整える施術や不調を取り除く施術が効果的です。
西村スポーツ鍼灸整骨院の【鍼灸】
当院では運動器に対しての鍼灸を得意としています。
急性期のケガから肩こりや腰痛などの慢性のものまで対応しています。
動かして痛むものや動かさなくても痛いもの、うずくように痛むものなど症状はさまざまですが、鍼灸の適応症状は幅広く、捻挫・打撲などの急性症状から、肩こり・腰痛・神経痛などの慢性症状まで対応しています。
一般的に鍼灸の効果は、血流改善、生体機能の調節、免疫力アップなどといわれています。
ただ、全てよくするわけではなく、血行が悪いところは良くし、良すぎるところは落ち着かせるといったように、プラスを0に、マイナスを0にするという風に考えていただきたいです。
たとえば肩こりの場合、血流が悪くなっていることが多く、血を流して老廃物を取ることが大事になると考えています。
鍼灸施術を受けることによって、血流量が多くなり肩こりの改善に繋がることが期待できます。
一方で、捻挫したとき、患部が炎症で腫れたとします。
これは血行が良くなりすぎて患部が腫れている状態なので、鍼灸をすると患部の血流量が少なくなり炎症が落ち着きます。
スポーツ選手にも鍼灸を行っている選手は多く、過去にはサッカー選手のロナウジーニョや、日本人選手初の9秒台を出した桐生祥秀選手、野球やハンドボール、フィギュアスケート選手などそのほかの種目でその効果は認められているといわれています。
よくある質問 FAQ
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- 痛みはありませんか?
- 当院では日本製の細い鍼を使っています。
場所によっては、痛みをともなうこともありますが基本的に痛みはほとんどありません。
お灸に関しても肌に直接触れないお灸を使っているので熱さややけどになることはありません。
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- 鍼の後に運動やお風呂に入ってもいいですか?
- スポーツ前に鍼灸を行うことはよくあります。
痛みの軽減や可動域の改善効果があるため、スポーツ前に鍼灸を行うことはおすすめしています。
お風呂に関しては、注射よりも小さい傷口ではありますが一応2~3時間は開けていただくようにお願いしています。
どうしてもすぐに入りたいかたはシャワー程度でお願いしています。
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- 鍼灸のあとに身体のだるさや重さが出るのはなぜですか?
- 鍼灸のあとのだるさや重さは血行改善によるところが大きく、組織修復のため代謝が活発になるために起こると考えられます。
好転反応や瞑眩(めんげん)ということもあります。
2,3日で収まることがほとんどですので、安静にしてお過ごしください。
著者 Writer
- 院長:西村隆輝(ニシムラリュウキ)
- 所有資格:柔道整復師、鍼灸師
生年月日:1988.7.18
血液型: A
出身:大阪府
趣味:キャンプ、スポーツ観戦(サッカー、ハンドボール中心にいろいろと)
得意な施術
さまざまな動きのテストから判断した痛みのもとを、ストレッチや鍼などでほぐし、予防のためのトレーニングをお伝えすることを得意としています。
また、スポーツコンディションやダイエットのお手伝いも行います。
ご来院されるお客さまへ一言
患者様の痛みの原因をみつけ出し適切な施術を行い、アフターフォローも含め患者様に寄り添った施術を心がけています。
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