電気療法の施術内容と効果について
しかし、電気療法についてどのような施術を行い、どのような効果が得られるのかがわからず不安という方もなかにはいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは電気療法の施術内容や、施術によって得られる効果についてご紹介していきます。
電気療法を受ける方によくあるお悩み
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身体の痛みを
改善するために電気療法を行いたい -
身体の痛みを
早期に改善したい -
ケガを早く治して競技に復帰したい
-
電気療法に
ついて詳しく
知りたい
電気療法の施術内容について
電気療法は主にケガや痛みの改善に使用されることがあります。
いくつかの機能があり、身体へ与える効果も異なるとされるため、さまざまな症状に対して効果があると考えられています。
ここでは、電気療法で行われる主な施術内容や特徴についてご紹介していきます。
【電気療法の目的について】
電気療法は主に次のような目的で行われます。
●痛みの緩和
スポーツや日常生活でケガをしてしまった方の痛みを除去する目的で電気療法を行うことがあります。
電気療法を行うことで患部に直接刺激を与え、血流や細胞の働きを活性化させることで、鎮痛や筋肉などの組織の修復促進に繋がります。
そのため、プロのスポーツ選手といったアスリートのケガの処置にも電気療法が使用される機会は多いとされています。
●炎症緩和
ケガをした直後は患部に炎症症状が生じていることがあります。
深部にある損傷部に電気刺激を与えることで、炎症を早期に抑えることが期待できます。
炎症を早期に抑えることでケガの早期改善に繋がるため、電気療法を行い炎症の緩和を促進させましょう。
【電気療法の種類と特徴】
電気療法で使用される機械はさまざまであり、ここでは2種類の電気機器をご紹介していきます。
●伊藤超短波『ESPRUGE』
伊藤超短波のエスパージは3つの電気刺激モードを搭載し、ケガによる痛みの鎮痛から損傷部位の治癒の促進まで幅広く対応します。
痛みを鎮静化するTENSモード、筋肉を刺激し運動を促すEMS、損傷部位の治癒を促進するMCR(マイクロカレント)といった3つの機能を使い分けることで、痛みの抑制から損傷の治癒、機能改善までを一貫して行えると考えられています。
また、エスパージの特徴は本体がコンパクトであるため、持ち運びしやすいです。
そのため、家庭やスポーツの現場でも臨機応変にケガに対する処置を行えます。
●伊藤超短波『ES-5000』
同じく伊藤超短波のES-5000は立体動態波モードを始めとする、ハイボルトやマイクロカレントといった機能を搭載しています。
立体動波とは3対の異なる高い周波数の電流を流し、体内で干渉させることで、深部にある神経や筋肉に刺激を与えやすいです。
これにより、表層から深層まで広範囲にわたってアプローチが行えます。
また、マイクロカレントやハイボルト、EMSといった機能も3Dモードを搭載しているため、より深部の組織に集中してアプローチをかけることが可能といわれています。
電気療法の施術効果について
電気療法を行うことで、痛みの除去や炎症緩和といったさまざまな効果が期待できます。
そのため、身体に与える効果や施術を行うことで改善が期待される症状がたくさん存在します。
ここでは、電気療法の施術効果や改善が期待される症状についてご紹介していきます。
【電気療法の施主効果について】
電気療法を行うことで身体には次のような効果が現れると考えられています。
●炎症緩和
ケガをした際の炎症症状にはハイボルトなどの電気療法が効果的とされ、炎症の発生部位に電気刺激を与えることで血流を促進し、早期に炎症の除去が期待できます。
ケガの早期改善と炎症を早くおさめることは関係があるといわれているため、早期の炎症改善が大切と考えられます。
●可動域改善
電気療法によって深部の筋組織や軟部組織を刺激することで、血流促進や緊張緩和の効果があり、可動域の改善に繋がります。
深部の組織には手技療法でのアプローチは難しい場合もあるため、電気療法によって深部組織の機能を改善が期待できます。
●コンディション調整
電気療法を行うことで深部の緊張緩和、痛みの除去、血流促進といった効果が期待できるため、試合前のコンディション調整に適しているとされます。
ストレッチやマッサージでは身体の深部の疲労を取りきることができない場合もあるので、電気療法によって全身の調整を行います。
●早期のスポーツ復帰
電気療法によってケガの回復を早めることでスポーツへの早期復帰が期待できます。
保存療法では改善に時間がかかるような症状でも、電気療法によるEMSやMCRといった機能を使い分けることで早期に症状の改善が見込めます。
【電気療法によって改善が期待される症状】
電気療法によって次のような症状の改善が期待できます。
●スポーツ外傷
捻挫や打撲、肉離れなどの外傷は、電気療法によって損傷部位の回復を早めることで早期の競技復帰に繋がります。
また、深部まで電気刺激を与えるため傷をしっかりと修復し、ケガの再発を防ぐことにも期待ができます。
●スポーツ障害
使い過ぎによる痛みなどの症状も電気療法を行うことで筋肉や関節周囲の軟部組織の修復を早め、早期の競技復帰に繋がります。
また、日々の積み重ねによって痛めた部位もEMSなどを使用することで筋肉の再教育を行うことができるため、同じような痛みを繰り返さない効果にも期待ができます。
●さまざまなケガに対応
電気療法は組織の修復や鎮痛効果が高いため、さまざまな症状に適応されています。
・肉離れ
・野球肩
・野球肘
・テニス肘
・オスグッド
これらの症状は発症すると一定期間痛みが続くため、改善にもある程度の期間を要することがあります。
しかし、電気療法を行うことで痛めた筋肉や靱帯、関節軟骨といった軟部組織の修復を早め、改善までにかかる期間を短縮することが期待できます。
西村スポーツ鍼灸整骨院の【電気療法】
当院では次の4種類の電気を症状、部位に合わせて使い分けています。
・Hi-Voltage
・EMS(Electrical Muscle Stimulation)
・MCR(Microcurrent therapy)
・TENS(経費的末梢神経電気刺激)
それぞれの電気を使い分けることで急性期や慢性期の施術が可能で、またトレーニングにも応用できます。
Hi-Voltageは、多くのプロスポーツ選手が愛用する電気刺激で、急性・慢性を問わずあらゆる痛みに効果を発揮するといわれています。
高電圧の電流が皮膚の抵抗を下げ、多くの電流を投入することができるため疼痛軽減効果が望めます。
EMSは、筋収縮を発生させる電流刺激で筋委縮の予防と筋力増強、柔軟性を回復させる効果があるといわれています。
リハビリ、スポーツ選手の乳酸の除去、パフォーマンスの向上にも使用されます。
MCRは、生体に微弱な電流を流し損傷組織の回復を促進するといわれています。無痛・無冠の電流で電気刺激が苦手な方でも安心してご使用できます。
微弱な電流を流すことで細胞の代謝を上げ、発痛物質を除去する作用により組織の修復を行います。
TENSは、浅部の神経を刺激し疼痛の軽減を目的とし使用しています。
よくある質問 FAQ
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- 痛みはありますか?
- 患者様の患部の状態や感覚を聞きながら強くしていきますので痛みが出ることはほぼありません。
電気の刺激が苦手の場合は、マイクロカレントでしたらほとんど何も感じない電気ですのでそちらをおすすめしています。
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- 電気は強いほうが効果がありますか?
- 電気の強さが強いから効果があるとは限りません。
強すぎる電流は筋肉を緊張させ痛みを増幅させる可能性もあります。
どのくらい強くすればいいかわからないという声をいただきますが、痛くなく、心地よい強さをおすすめします。
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- 電気は毎日行ってもいいですか?
- 電気療法は、症状によっては毎日行ったほうがいい場合もあります。
特に急性期で炎症の強いときは毎日行うことをおすすめしています。
しかし、1日に何度も行うほうがいいかというとそうではなく決められた時間を長く続けるほうが効果的です。
著者 Writer
- 院長:西村隆輝(ニシムラリュウキ)
- 所有資格:柔道整復師、鍼灸師
生年月日:1988.7.18
血液型: A
出身:大阪府
趣味:キャンプ、スポーツ観戦(サッカー、ハンドボール中心にいろいろと)
得意な施術
さまざまな動きのテストから判断した痛みのもとを、ストレッチや鍼などでほぐし、予防のためのトレーニングをお伝えすることを得意としています。
また、スポーツコンディションやダイエットのお手伝いも行います。
ご来院されるお客さまへ一言
患者様の痛みの原因をみつけ出し適切な施術を行い、アフターフォローも含め患者様に寄り添った施術を心がけています。
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